これでいいの?食品表示
「偽装ではない、誤表示だ」

世間では、有名ホテルのレストランで出された料理が、
メニューに表示してある食材と違うということで騒がれています。

情報番組やニュースでは食材を一つ一つ比較して
これでもか!と言わんばかりに叩いていますね。
ただ、お高いレストランには縁がないので
特にどうでもいい感じでニュースを見ていますが (^^;)


ところが、この「食品表示」問題は身近なところにもあるようです 。


まず、紛らわしいのが「糖類ゼロ」と「糖質ゼロ」
この違いわかりますか?





糖質の中に糖類も含まれています。
つまり糖類ゼロでも糖類でない糖質が入っていることになります。
ややこしいですね。


さらに、健康増進法に基づく栄養表示基準というきまりでは
カロリー表示も
100mlあたり5kcal未満であればカロリーゼロ
の表示が出来ることになっています。
つまり、500mlあたり25kcal未満であれば
表示可能となるわけですね。


さらにややこしいのが産地の表示。
食品は重量の割合が50%を超えるものだけ表示義務
があり、逆に50%未満であれば産地表示しなくていいみたいです。
なので、「国産 牛豚合挽き肉」というシールが貼ってあっても
国産牛60%、輸入豚40%の可能性があるわけです。
お肉は国産に限るという方も注意が必要のようです。

農産物にしても、外国で栽培されたものでも
日本で収穫すれば収穫したところが産地
と言うことにしてもいいらしいです。
「国産しいたけ」も実は中国産の可能性も。
疑えばキリがありません。

そして刺身。
たとえばマグロ単品だと「生鮮品」扱いになり
原産地・養殖・解凍などの表示義務があります。
ところが、これにイカやたいなど2種類以上入っていると「加工品」扱いになり
原産地・養殖・解凍などの表示義務はなくなります。
もうわけがわかりません。


同じ理由で、お店で売られているお弁当にも
使われている「食材」には表示義務はありますが、
「原産地」の表示義務はありません。





これは幕の内弁当の材料の原産地を表したもの
いかにも日本のお弁当というイメージのある幕の内弁当ですが、
コンビニで売られている幕の内弁当の食材の産地は表のとおり。
ほとんどが外国産ですね。



日本一安い、鮭の入った幕の内弁当は幾らするかと言うと、
調べた限りでは何と245円。
梅干は中国、鮭はチリ産の養殖もの。
真っ赤なウィンナーソーセージも外国産、割り箸もです。
米でさえアメリカやチリの古米に油やいろんな添加物をまぜることで
ツヤツヤの新米のように見せているらしいです。
つまり、日本のものは何もないからこその
低価格を可能にしているわけですね。


海外産の食品は、輸出する側からは
「自国民が食べるわけではない」からと
農薬や防腐剤(ポストハーベスト)が大量に使われていると言われています。

調べれば調べるほど、スーパーで手に入る食品の原産地表示は
どうやら額面通りには受け取ることはできなさそう。
でも、意図的に「偽装」したとしても誤表示でも違法でもないわけで。
よく考えたら、これはこれで怖いですし、
実はこちらの方が深刻な問題ではないかなと思います。

 
 
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