冬も積極的な水分補給を!

暑くて喉が渇く夏と違い、知らないうちにカラダが乾燥してしまうのが冬。体内の水分レベルが気が付かないうちに減少してしまいます。 冬脱水といいます。

どのくらい乾燥すると身体に影響を及ぼすかというと、湿度が40%を下回ると身体に様々な異常が出始めるといわれています。 普通、冬の部屋を閉め切った状態で30%。 これでもすでに乾燥状態です。電気ストーブや、エアコン、コタツなど、暖房器具を使用するとさらに湿度は下がります。
昔ながらの畳の部屋だと、イグサが呼吸することで湿度を調整してくれるので、冬でも乾燥しにくいのですが、最近は人口畳が使われることが多く、この場合、湿度調整をしてくれません。

法律では、病院は40~50%に保つように規定されています。ウィルスに感染しないためには、これくらいの湿度が必要ということですね。ウィルスは水分を含むと重みで舞い上がることができません。つまり、一般家庭の室内は常に乾燥していて、意識的に加湿してあげないといけないということです。

それと同時に積極的に水分補給をして体の中からも潤いを与えてあげることも大切です。人の体の約60%は水分。それだけ多くの水分を抱えているわけですが、1%喪失するだけで喉の渇きを感じます。たった1%ですが、これだけで血液の粘度は高まってしまいます。なので、のどが渇く前に水分補給することは大事です。

血液粘度を下げることは、血栓や血管の詰まりの予防になりますし、心筋梗塞や脳梗塞の発症リスクを抑えてくれます。尿路結石は夏に発症しやすい病気ですが、冬でも発症します。これも適切に水分をとることで発症を防げるとされています。

私たちの体から出ていく水分は、一日に約2.5リットルと言われています。その内訳は尿が1.4リットル、便が0.1リットル、呼吸や発汗がそれぞれ0.5リットル。 一方、得られる水分は食事で1.3リットルほどで、残りの1.2リットルは飲料で補給しなければならないことになります。血液の8割は水分。その血液が身体を巡りながら全身の細胞に栄養分と酸素を運搬しています。逆に水分が不足すると、身体のすみずみまで栄養や酸素が行きわたらず、細胞の新陳代謝が悪くなります。むくみも水分不足から起こります。

そこで何を飲むかという事になりますが、おすすめは水。ちょっと一息入れるときにはコーヒーという方は多いと思いますが、カフェインを多く含むものは尿の量を増やし体内の水分を必要以上に排泄してしまいますし、砂糖が加わると水分が吸収されるまでに時間がかかります。何か加えるとすればごく少量の塩。(明らかに脱水症状を起こしているときは、塩と砂糖を加えた経口補水液を使います)

水だとわずか30秒で血液に入り、1分で脳と生殖器に達し、10分で皮膚組織に、20分で肝臓や腎臓に届くとされています。水分の吸収だけで言うと冷水でもいいのですが、身体を冷やさないという面からは白湯がベターです。

 

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