ウォーキングはいつやるのがいい?
朝晩、ウオーキングをされている人をよく見かけます。
歩くということは健康のため、体力維持のためにとてもいいですよね。
ところで、ウォーキングは一日のうちのいつ行うと効果的なのでしょう?
結論は「いつでもOK]
ただ朝するのと夜するのでは期待できる効果に
少し違いがありそうだということをお話しますね。



 
 
ウオーキングを初めて15分でベータエンドルフィンが出ます。
このホルモン、別名が脳内モルヒネ・脳内麻薬とよばれていて
名前のとおり、モルヒネと作用が似ており、
とっても幸せな気持ちにしてくれるのです。

さらに歩き始めて20分くらいでドーパミンが出ます。
このホルモン意欲や快感と関連があります。
よしがんばるぞ!!という気持ちになります。
この二つのホルモンが
朝出ると何時間も持続するらしいということがわかっています。
朝の散歩はすがすがしい気持ちにさせてくれて精神面でとてもいい。
一日を活動的にスタートすることができる。
だから朝の散歩を薦める人が多いのも納得です。


対して夜のウォーキングはどうかというと、
夜の適度な運動は末梢の血管を開きます。
肉体疲労はうっ血によるものなので、
夜にウォーキング程度の軽い運動をすると、
血流がよくなりかえって疲れがとれます。
そして眠りの質も上がり、さらなる疲労回復効果も期待できます。
夕食後から寝る1時間前までに、
30分から1時間ほどゆっくりウォーキングをすることが理想です。



ところで、足のむくみと入浴の記事で、
入浴等で体を温めても血流があがっても、
それは動脈だけであって、
細胞のよぶんな水分や老廃物を回収する
静脈への効果は薄いということを書きました。
わかりにくかったようなので、その補足をさせていただきます。

動脈は心臓から出て行く血管、静脈は心臓に戻っていく血管です。
動脈を流れる血液は心臓からのポンプと重力でスムーズに足まで下りてきます。
ですが、足から心臓へ戻る静脈を通るときには
心臓からのポンプの勢いはなくなっていて、
さらに重力に逆らわなくてはならないので血流は流れにくい状態になります。
このときに、かかとへのショックと、
ふくらはぎの筋肉の微妙な動きにより血液を押し上げます。
これを筋肉ポンプ作用(ミルキングアクション)といい、
この働きでようやく体の末端まで来た血液は心臓に戻ることができるわけです。
このことから足は第二の心臓と呼ばれるのですね。
このポンプの働きがないと、いくら温めても静脈の流れがよくなりにくい。
ですから、足を動かすことが静脈の流れをよくして、
疲労物質や老廃物、むくみの原因の水分を回収してくれるわけです。

 
 
注意点としてうつ症状のある人は夜のウォーキングを控えたほうがいいです。
夜のウォーキングは思考を深くする作用もあるので、
うつの人は嫌なことしか考えなくなりがち。

普段歩く習慣がない方には最初はしんどいかもしれませんが、
毎日の「習慣」にすることができれば苦になりません、逆に楽しくなります。
自分を見つめ直すきっかけにもなります。是非!

 


 
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