口呼吸ですか?鼻呼吸ですか?
「あなたは鼻と口、どちらで呼吸していますか?」
前回の呼吸の回数同様に、普段あまり意識しないと思います。



口呼吸チェック
1.朝起きた時、咽がヒリヒリすることがある
2.鏡を見ると、口が「へ」の字だ
3.クチャクチャと音を立てて食べる
4.唇がいつもカサカサしている
5.何かに夢中な時、口が開いていると言われる
6.いびきをかく



3つ以上当てはまると、口呼吸の可能性90%!
意外と無意識に口で呼吸している人がかなり多いと思います。
じっとしているときはさすがに鼻呼吸でも、おしゃべりしているときは口呼吸だったり。
ヒトはこの『話す』という独自の機能を身につけたがゆえに、知らず知らずの内に口呼吸になってしまうといわれます。
つまり、口呼吸は地球上のほ乳類は約4500種の中で言葉を喋れる人間だけ。

口で呼吸する事の何が問題かというと、扁桃腺炎や風邪などの呼吸器の病気にかかりやすいのですね。
呼吸器のトラブルはやがて免疫病になります。
免疫病というのは、免疫力が低下して突然引き起こされる現代病。
原因不明のものが多いといわれる中、口呼吸が免疫病を招く原因の一つともいわれています。

特に冬場の乾燥した空気を口から取り入れると、扁桃腺が乾燥した状態になってしまいます。
そうなると、常に白血球の中にウィルスが入り込み、白血球の抗菌パワーをダウンさせてしまいます。
その結果、身体は白血球のパワーを落とさないように、活動しやくするため発熱を促します。
これは風邪を引いた状態と同じです。

また、乾燥したサウナの中で深呼吸すると苦しくなる経験をされた方はよくわかると思いますが、肺というのは加湿が不十分な空気だと呼吸がうまくいかないのです。
乾燥した空気が肺胞の粘膜になじみにくく酸素がスムーズに吸収されないためです。

さらに睡眠中の口呼吸は、のど(咽頭)を圧迫してしまうため、いびきをかきやすくしてしまいます。
いびきは少し前までは「よく眠れている」 ことのシンボルだったのですが、最近では、程度にもよりますが、「病気の兆候のサイン」と の認識が高まっています。

無意識の口呼吸が身体を弱らせているといえそうです。



一方、鼻呼吸の利点は大きく2つ。
1.除塵…鼻毛がフィルターの役割を果たし、ほこりを除去します。
口呼吸だとほこりや菌もダイレクトに肺に送ることになります。
そもそも口は、食べ物の通り道。しかし本来の目的でない空気中のウィルスを退治しなくなり、処理しきれなくなると咽が赤く腫れ上がってしまいます。
鼻の粘膜には細かい粘液層があります。また線毛という細かい顕微鏡下で見える毛があります。
 このいろいろな鼻の中のミクロな構造で、鼻呼吸をする際に粘液で吸気(外気)の異物を吸着させたり、その線毛の働きでその異物がついた粘液を外に流れ捨ててしまう働きがあります。

2.加湿…加湿が不十分だと呼吸がうまくいかない
鼻から吸った空気は豊富な血流を持つ鼻の粘膜からの放熱によって「加湿、加温」されます。こうすることで肺がスムーズに酸素を取り入れることができるわけです。


鼻はいわば優秀な加湿機能付き空気清浄器。
身体を守る鼻の構造を認識して、鼻呼吸を心がけたいものです。



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