入浴すると眠くなりませんか?
平成24年度の厚生労働省による人口動態統計年報によると、
「不慮の溺死・溺水」が4554人となっています。
単純計算では1日約12人という数字ですが、
ヒートショックといわれる急激な温度変化によって
心臓に負担がかかることによる突然死と同じく
この時期に集中するようです。



お風呂で入浴中に眠気に襲われるという経験はないですか?
医学的には入浴中に起こる眠気は、
睡眠というより失神に近い状態」らしいです。


そもそも普通の眠気は

筋肉の緊張がほぐれる
 ↓
心拍数が減少
 ↓
脳が睡眠物質のメラトニンを分泌
 ↓
人体により効率的な休息をあたえる
    

という現象。




一方、入浴時の眠気は

血圧の急激な上昇が起こる
 ↓
しばらくすると体温が上がる
 ↓
血圧が上がり過ぎないように血管が拡張し血圧が下がる。
 ↓
脳に血液が回らなくなる



お風呂での血圧降下による脳の虚血が眠気を引き起こしているわけですね。
これは立ちくらみと同じです。
ですから、お風呂での睡眠の原因は、
血圧の変化に伴う一種の意識喪失によるものと考えられるようです。

特にこの時期は寒さのため血管も縮こまってしまっているので
温かい湯につかることで一気に血管が拡張するため、
血圧も一気に下がりやすい状態になっています。


入浴による眠気に襲われないためには

1.温度は38度~41度でややぬるいと感じれるくらい。
42度以上は危険温度で、特に高血圧の人は気をつけたほうが良い。

2.入浴時間は15分程度。
入浴時間が長いほど、血圧降下は激しくなり、体温も上昇します。 すると白血球の数が減少し、免疫力が低下してしまいます。

3.高血圧の人は半身浴が望ましい。
お風呂に入ると水圧がかかり(ウエストで3?5cmも縮む)、血圧降下や息苦しいなどの症状が起こります。半身浴ですと心臓や肺への負担を少なくすることができるので。

4.飲酒後には入浴しない。
アルコールは、血管拡張させ、交感神経を麻痺し、血圧降下を促進してしまいます。

5.入浴前と後にコップ1杯分の水分を補給するのが望ましいです。


以上の点を踏まえて、入浴での事故を未然に防ぎたいものですね。





 
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