頑固な便秘をなんとかしたい

テレビや雑誌ではダイエットに並んで便秘解消について「この食べ物で解消」という話題を定期的に目にします。医師が医学的根拠を示して紹介するので、見ている方は信用しますよね。でも、手を替え品を替え紹介される食材が次々登場するので、結局どれも失敗しているということ。ダイエットも同じですが、「これだ!」というものがあればこの世から便秘はなくなっているはずだと思います。

これを食べた、あれも食べた、でも効果がない、続かない。こういう方は「何かを食べて出す」という、この視点を変える必要があると思います。

便秘に悩んでいる方は「とにかく食物繊維!」と頭に刷り込まれているようで、納豆、バナナ、芋、シリアル。そして「発酵食品!」ということでヨーグルト、味噌汁、キムチ、漬物・・・。

さらにはサプリメントなども追加。 頑固な便秘にお悩みの方に多いと思われるのが「効いている気がしない」と思いつつも、効きそうなものを「食べて出そうとしている」という共通点があるように思います。

ちょっと視点を変えてみませんか? 人間の身体は食べ物を食べると「消化」にエネルギーをとられて「代謝」や「排泄」の機能は後回しになるんです。何万年もの間、飢餓に苦しんだ末に身に付けた能力です。とにかく取り入れられるうちは取り込もうとするわけです。 つまり、便秘に効くといわれる食品であっても「食べるほど出にくく」なってしまうわけです。

ところで、便の正体ですがほとんどの方が「食べたもののカス」というイメージをお持ちだと思います。ところが「食べたもののカス」は1割にも満たないんです。 このことをお話しすると皆さん驚かれますが、便の6割が水分、残りのほとんどが腸の壁が剥がれたものや腸内細菌の死骸なんです。

人間は食べた物の大半は吸収してしまいます。1割の残りカスにはいっているのは、食物繊維など、人間が分解・吸収できなかったものです。すごく効率がいいんですね。それだけ「消化」や「吸収」にものすごいエネルギーを使っているということです。

小腸は表面積がテニスコートほどの広さそれが24時間で新しいものに替わるので大量の残骸が出るんです。断食された方はご存知だと思いますが、水分さえ摂っていれば1週間何も食べなくてもお通じはあるんです。消化や吸収に忙しくなれば、腸の新陳代謝はそれだけ後回しってことに。

最悪といえるのが「食べ物でダメだからと便秘薬に頼る」パターン。お薬で出すことに慣れてしまうと、自力での排泄能力が落ちてしまいます。
本来は身体の働きで自然に行われるはずの機能を人為的に起こしているわけです。 便秘薬は、腸を無理やり刺激して排便させるというものが一般的で、この刺激に慣れてしまうと、刺激がないと排泄できなくなってしまうのですね。一時的には不安や不快な症状が解消されますが、根本的な解決にはならないどころか、むしろ遠ざかる一方となってしまいます。

通常、腸の中の色はピンク色をしているのですが、お薬に頼る方は腸の中が黒くなるそうです。 これは便秘薬(特にアントラキノン系のお薬)を飲み過ぎておこる色素沈着なんだそうです。当然、身体にいいわけありません。
もちろん、このことはお薬を使われている方は十分にご承知だと思います。なので最後の手段としているわけですが依存しないように注意が必要です。

 

ところで、お薬を使わなくても腸に刺激を与えることはできます。
そのカギはやはり足裏です。

  

大まかな説明になりますが赤いところが大腸、青い部分が小腸に対応した反射区(つぼ)になりますが、どこがどうと区別する必要はありません。「このあたり」を棒やヘラ状のもの指の関節などでグリグリ・ゴリゴリ、ちょっと痛いくらいに刺激してあげると腸が動き出します。お薬に頼らなくても刺激を与えることができるんです。しかも、薬のような悪い副作用は一切ありません

体質改善を目的にする足つぼ(足もみ)は効果が出るまで時間がかかるものですが、便秘に対しては即効というか比較的効果が早く出やすい部類に入ると思います。 実際に、がっつり足つぼ(足もみ)をすると、その日のうちにお通じがよくなったという感想を頂きます。もちろん、やれば100%出るとは限りませんが、腸が動くので、習慣にしていただくと、「いつの間にか便秘がなくなった」という方は多いです。

・食事の量を減らして水分を多く摂取する。
・そして適度に運動(ウォーキング程度)をする。
・運動ができなければ足つぼ(足もみ)をする。

これで便秘は解消するはずです。

そもそもの話になりますが、毎日出ないからと言って便秘ではありません。
1日~5日の周期で排便されていれば問題はないのです。7日程度排便がなくても周期的に排便があれば便秘ではないというお医者さんもいるようです。 これはちょっと極端だとは思いますが、個人的には「毎日出さないと」と神経質になる必要はないという趣旨ではないかなと思います。

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