笑い事ではない、こたつの魔力
世の中にはいろんなデザインのこたつがありますが、楽天さんでみつけたこのこたつは「こたつもここまで来たか!」と思わずにいられません。キャッチコピーも「こたつの魔力、全開。」ちょっとくすっと笑ってしまいます。
http://item.rakuten.co.jp/auc-gekiyasu/cc316d?s-id=sd_browsehist_search




1年で最も寒い時期を迎え、家ではこたつの魔力から離れられないなんて人が多いのではないでしょうか?
海外はセントラルヒーティングやラジエターで建物全体を暖めるというのが一般的でこたつ自体存在しません。お隣の韓国も床暖房が一般的みたいです。最近ではエコという視点から海外でも注目されているようですが、部分的に暖めるという文化は日本独自のものらしいです。
真冬に温かいこたつにすっぽりと身を収め、テレビでも観ながらウトウトというのは、日本人ならではの悦楽ですよね。




でも、こたつに入ったまま寝てしまうのは、かなり危険なんです。いくつかその危険な点を挙げていくと、
まずは脱水。普通に寝ても コップ1杯以上の水分が失われると言われています。常に加熱されているこたつの中ならそれ以上。大量の汗をかくことで、脱水症状になる可能性が高くなります。

そして乾燥肌。冬は発汗や皮脂分泌が低下するため、ただでさえ乾燥しやすい季節です。天気予報で乾燥注意報が出ている時点でお肌にとってはかなり厳しい環境です。こたつで寝てしまった時に、朝起きるとノドがカラカラに乾いていたという経験は誰にでもあるかと思います。ノドがそれだけ乾くということは、肌の水分も奪い取られているということです。

最も怖いのが、脳梗塞。脱水症状がさらに進むと血液はドロドロし流れが悪くなり、流れないで固まってしまう血栓ができやすくなります。この血栓が脳にできたり、別の場所でできた血栓が脳に飛ぶと、脳梗塞となり命の危険を招きます。同じような現象が心臓におきれば心筋梗塞、肺におきれば肺塞栓症となります。
こたつのなかは狭いので寝返りも難しいですよね。動かずにじっとしている状態が長時間続くと、足に血栓ができやすくなり、それが脳に飛んで脳梗塞を起こしやすくなる、いわゆるエコノミー症候群と同じですね。ただでさえ血栓ができやすい状況に脱水が加わるわけです。


意外と多いのが低温やけど。最近テレビでも注目されているのがこの低温やけど。低温という言葉からは比較的軽くイメージしがちですが、これがなかなか深刻なのです。通常の火傷は「熱い!」と思った瞬間に触れた部分を離すので、皮膚表面のダメージがあるだけで済みます。
ですが、低温やけどは「ジワジワ」と進行するやけどなので、皮膚の深層部分まで熱傷が達してしまいます。通常の火傷のように冷やすだけではなかなか治りませんし、アロエや赤味噌などの民間療法は低温やけどには全く効果はないので、すぐに医療機関で診てもらう事をおすすめします。ただ、病院に行っても残念ながらよい治療法はなく、皮膚のダメージは重度のやけどと同様にケロイド状の址は一生残りますし、消えるとしても数年間はかかると考えたほうがいいと思います。なってしまう前にこたつで寝るという習慣をやめるしかないようです。

エアコンの普及でこたつ人口が減っていたようですが、東日本大震災以降の節電需要の高まりを受け、再注目されて販売数が上昇しているそうです。「コタツムリ」なんて言葉もあるみたいですが、こたつの魔力に負けないように注意しなければいけませんね。

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