足つぼ(足もみ)、自分でするときの注意点
足つぼ(足もみ)は基本的に施術を受けたいなと思ったときに受けていただくのでもいいと思うのですが、老廃物は毎日溜まっていくものなので、ご自身でもセルフケアを毎日していただくのが理想です。
必要なのは、時間と痛みに耐える覚悟だけ!足を揉む習慣をつけていただければ、痛みもだんだん小さくなっていきますし、抱えているトラブル克服までの期間が短くなりますし、病気を寄せ付けない体になります。次回来られたときには痛みも軽くなっているはずですし、より深いところの老廃物を流すことができます


ところで、そのセルフケアについての注意点です。最近はお客様自身、セルフケアをされている方も多く来られるようになってきました。そのこと自体はとてもいいことではあるのですが、中には揉み方に問題のある方もおられます。

問題点で特に多いのが次の2点。
・クリームつけずにゴリゴリしている
・深さが足りずに皮膚表面近くを擦ってしまっている




・クリームつけずにゴリゴリしている
問題なのは「摩擦」です。老廃物は手の指や関節では崩れてくれません。なので道具を使う必要があるのですが、道具を使っての足もみは非常に皮膚へのストレスが大きいものです。皮膚は摩擦により熱をもつと、その熱を冷ますために細胞内の水を送り込み冷却します。いわゆる「水ぶくれ」という症状ですね。あまりにも摩擦が大きく細胞の冷却水では追いつかない場合は血液を送り込みます。それが「血豆」です。もちろん異常事態ですし、いわゆる好転反応ではありません。皮も厚くなり老廃物を崩しにくくする壁ができてしまいます。
必ず皮膚を保護するためのクリームを使ってください。靴下の上からなら大丈夫だろうと思われる方もおられますがダメです。特に冬は素足になるのは億劫になりがちですが、必ず素足になってクリームを使ってください。
また、摩擦防止にオイルやワセリンを使っている方も多いようですが、指や関節を使って揉む分にはいいと思います。ですが道具を使う場合、これでは摩擦から皮膚を保護する力は弱いです。安いハンドクリームで十分なので必ずクリームを使ってください。 足裏の膚のことを考えると、足専用に作られているリスブランのフットクリームを使っていただきたいところですが。。。



・深さが足りずに表面近くを擦ってしまっている
いろんな本にもみ方が紹介されています。そのほとんどが矢印でもみ方を説明してくれていますよね。ただ、その図のとおりに流すことに意識が向きすぎて、深さが十分でない状態で横方向にシャカシャカ・ガリガリした場合、老廃物を奥へ押し込んで固めてしまい、足裏をほぐすどころかむしろ悪化してしまいます。
老廃物は皮膚表面(1層目)、筋の中(2層目)、筋と骨の間(3層目)の3層構造になっていて、層が深くなるほど除去するのがやっかい=痛みが大きくなってしまいます。

最初のうちは線ではなく点でつないでいくのがいいと思います。つまり垂直に深く圧すだけ。老廃物は圧力で解ける性質があるので、垂直に圧すだけでも効果はあります。腕の力で圧すのではなく、しっかりと体重をのせて圧し込みます。足がしっかり固定されていれば体重を乗せても足を痛めることはありません。思いっきりやってください。深く力を入れることに慣れてくれば細かく動かして流してください。ポイントは「深く、細かく」です。大きく動かすと力が逃げてしまい老廃物が崩せません。シャカシャカ動かすことで力が横方向へ逃げてしまい老廃物は崩れません。それどころか老廃物を奥へ奥へ押し込めてしまい、さらに表面を舐めるように磨いてしまうので、崩すのが難しくなってしまいます。また、力づくで揉もうとすると手や腕、肩や首の筋を痛めてしまうといったトラブルも起きてしまいます。それを防ぐためには腕の力ではなく体重をかけることを意識してください。疲れるような揉み方だと長続きしませんから。

あと、揉む方向は上から下、下から上、どちらでもかまいません。マッサージの基本は静脈に沿って心臓の方向へ行うものですが、足もみは揉むこと自体で血液を流すことが目的ではありません。血液が流れやすい環境を作ることが目的です。血行を悪くしている環境が変わらなければ、外からの力で血行を促しても、その効果は一時的なもので終わってしまいます。一番の目的は血行を悪くしている老廃物の除去なので、やりやすい方向にやってもらってかまいません。



手や腕が疲れるというのであればウォークマットのような足つぼマットを踏むだけでもOKです。体重がかかるので老廃物に大きな圧力をかけることができます。

ただ、かかとの横やくるぶし周りはマットではカバーできないので、この部分は棒を使って手で揉みます。婦人科系や前立腺などにトラブルはある方は、マットに加えてこの部分も痛みに耐えて頑張って揉みほぐして下さい。

かかと(腰~子宮・前立腺)部分





最後には必ずお白湯を飲んでくださいね。お白湯がベストです。できれば500cc。 色や味のついた飲み物では消化と吸収が行われてしまい排尿まで時間がかかってしまいます。せっかく痛い思いをして老廃物を崩しても、すぐに尿として捨てられないと元に戻ってしまいます。

次回受けていただいた際に少しでも痛さが軽くなるように頑張ってくださいね。


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