爪の縦しわ、横しわ
私たちが指先に力を入れることができるのは、指先にある爪のおかげです。
小さなものでも、掴むことができるのも爪のおかげなんですね。




爪は皮膚の各層が変形して硬くなったもので、
主成分は髪や角層と同じケラチンというたんぱく質です。

爪の成長で最も大きな役割を果たすのが爪の生え際にある爪母(そうぼ)で、
そこで新しい爪がつくられています。
美しい爪を作るためには、この爪母が正常な営みをしていることが大切です。
爪が成長する速度は、1日に0.1ミリ、1ヶ月に約3ミリくらい伸びるのが平均的。
利き手の爪のほうがよく伸びるといわれています。


ところで、ときどき、爪にシワが現れることがありますが、
縦と横で大きく意味が違ってきます。





爪は通常8~12%ほどの水分を含んでいれば健康とされ、
これ以下になると硬くもろくなったり、縦ジワをつくります。
特に過度なダイエットをしたり、脱水する環境で生活したのでなければ
爪の下の皮膚の保水力が落ち、デコボコしてくるためで、
いてみれば老化現象のひとつといえます。
とくに40代を超えると顕著になるもので、やむを得ない症状なんですね。

また、マニキュアなどを何日もつけていると、
爪先端の水分が失われシワが現れることもありますし、
いわゆる2枚爪といわれる爪の最上層が剥がれるといったこともあります。
縦シワは水分不足が原因で、それほど心配することはありません。

ところが、爪に横ラインが入る現象は違ってきます。
これは体調や現在抱えている病気が影響しているといわれます。
たとえば、病気で高熱にうなされたり、大きなストレスを被ったりすることで、
一時的に爪の成長に変調や異常をきたし、
その時に作られた部分があとからせり上がってくるというわけです。

主な原因として
・亜鉛などの栄養が不足
・精神的ストレス
・皮膚病
・高熱
・栄養障害
・不規則な生活習慣
・甘皮の処理失敗 
   などがあげられます。


ところで、爪の根元の乳白色部分を爪半月といいますが、
よくこの白い部分が健康のバロメーターと信じられてきました。
爪半月がないのは健康状態が悪いと言われたものです。
でも、実はあまり関係なさそうだということです。
爪半月は皮下で形成されたばかりの爪で、白いのは水分含有量を表します。
なので、白い部分が小さい、ないのは水分不足なだけのようです。



関連記事
足つぼ(足もみ)で二枚爪(爪甲剥離症)が改善していく様子



 
カテゴリ:健康メモ