やってはいけないダイエットその2 「極端な食事制限」

「やせるツボってありますか?」と聞かれることがあります。
「あるといいですよね~」と応えています(苦笑)。

残念ながらそのような便利なものはないと思うのですね。もちろん足つぼ(足もみ)が無意味かと言うとそんなことはなく、効果的なサポートにはなります。血液循環が良くなれば代謝が上がりますし、自律神経も改善しますから、ストレスからくる空腹を抑える、我慢できる体質になります。足裏と向き合うことで自然と自分のカラダを意識するようになりますから、適正体重になるように食事量にも意識が向くようになるはずです。

ただ、足つぼ「だけ」でダイエットになるというわけにはいかないと思います。何でもそうだと思いますが「○○だけでやせる」ことはできないと思います。テレビや雑誌で「これでやせる」という特集をよく目にしますが、次々と新しいダイエット法が現れるということはどれも功を奏していないということでもあると思うのですね。

みなさんご存知の通り、ダイエットの基本はカロリーの足し算と引き算です。(最近はカロリーより糖質が重要だと言われていますが)つまり、

摂取カロリー < 消費カロリー

 

になればいいわけですね。 「ならば消費カロリーはそのままに、摂取カロリーを極端に抑えてしまおう」というダイエット法を選択しがちです。運動は辛い思いをする割には、消費カロリーは結構少ないです。 栄養の知識なく安易に炭水化物を抜く食事や、3食サラダだけの食生活、さらには食事そのものを抜く方法などなど。過去に、めまいがするほど頑張って食事制限をしていたという方も実際におられました。

ところが、摂取カロリーを落とせば、身体は糖新生といって不足カロリー分を筋肉の分解で補おうとします。筋肉は重いですから筋肉量が減ることによって一時的に体重は減ります。ダイエットの失敗、「リバウンド」が起こる理由でも触れましたが、1ヶ月に体重を5%~8%ダウンさせると、身体は飢餓に対して危機感を持ち、吸収率を高め脂肪をため込もうとします。さらに筋肉量が減ると運動量も基礎代謝も減ってしまうので、かえって痩せにくい体質になってしまいます。

このダイエット法で怖いのがサルコペニア肥満になってしまうこと。サルコペニアになると、全身の筋肉が減少することで歩行能力やバランス機能が低下し転倒などを起こしやすいため、寝たきりになりやすい病態として注目されています。落ちた筋力で重い体を動かすことが難しくなり、動かないので、さらに筋力が落ちるの悪循環。メタボより怖いです。

一般的に高齢者に多いと考えられてきましたが、最近は10代20代でのカロリー制限によるダイエットが原因で筋肉量が減ってしまい、40代で発症するケースが増えているそうです。立ったままフラつかずに靴下が履けますか?履けない人は要注意ですよ。

筋肉量減少による低体温も怖いです。体温は基本的に筋肉で作られます。筋肉量が落ちていると体温を維持するのもひと苦労。免疫にも大きく影響します。もともとの筋肉量が少ない女性は男性より注意が必要です。

 

極端なカロリー制限によるダイエットは無意味どころか危険だと思います。一番簡単で確実なダイエット方法は「1日に3回くらいデジタルの体重計に乗る」。まずは自分の体重とグラム単位の変化を常に意識するようになれば、自然と毎回の食事量にも意識が向くはずですし、特別なことをしなくても健康に体重を落とすことができるはずです。逆に自分の体重の変化に無頓着になったとき、気がつけば・・・ということになっていくのだと思います。
「短期間でで○kgやせる」というダイエットはまず失敗すると考えて、半年・1年計画でゆっくり落とすようにしましょう。その際、足つぼ(足もみ)も習慣にすれば代謝が上がるので効果的です。

  あなたの体温は36度ありますか?

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