コーヒーは健康に良い?悪い?

今やコンビニでも淹れたてのコーヒーを簡単に購入できるようになったこともあって、コーヒーはますます身近な飲み物になってきていますよね。2013年の数字で見ると日本は世界15位と、なかなか上位にランクされています。ただ、1人当たりの消費量は29位ということなので、日本人にとっては飲む人と飲まない人が極端に分かれる飲み物みたいです。
また、コーヒーの健康効果に関しては「健康に良い」とする研究結果と、「死亡リスクを高める」など身体への害を強調する研究結果が次々に発表され、結局のところよくわからない飲み物でもあります。

コーヒーが日本で本格的に普及したのは明治以降ですが、世界に目を向けると、西暦900年頃には存在していたようで、アラビア人の医師が、その薬効についての記述を残しています。さらに、イギリスやフランスではノド゙の炎症や風邪、発熱、さらには天然痘までも治す万能薬として用いられていたという文献ものこっているとか。コーヒーの記録は、医師たちの手によって残されたものが多いようです。そのためにコーヒーは単なる飲み物にとどまらず、健康効果を期待する薬のようなものとしても考えられるようになったのかもしれません。
その一方で、コーヒーは昔からあまり身体に良くない飲み物として、タバコと同じような害の有る嗜好品と思われていたりもされていました。

昨今のニュースを見てもわかりますが、その論争は現代も続いていて結論がでていない様子。最新の研究結果が発表される度に私たちは振り回されています。
そこで、良いのか悪いのかの結論は別にして、現時点でコーヒーの良い点、悪い点を簡単にまとめてみました。

まずは良い点から

シミ・しわ対策に有効
シミやシワの原因の約8割は紫外線によるもの。紫外線を浴びると肌は酸化してメラニンが増加しやがてシミになると共に、肌の弾力が奪われてしわになってしまいます。(関連記事:肌のシワや老化に一番大きく影響する「紫外線」のはなし)コーヒーにはクロロゲン酸(ポリフェノールの一種)がたくさん含まれています。 このクロロゲン酸は、効率的に、紫外線による肌のシミ・シワの原因となる活性酸素を効果的に除去する働きがあります。
ところがこのクロロゲン酸、コーヒーには4~5%と少ししか含まれていません。しかも焙煎すると、その多くが分解されてしまうみたいです。したがって、よほどがぶ飲みでもしないと残念ながら効果が期待できないようです。

ダイエットに良い
コーヒーがダイエットに良いと言われている理由はカフェインと先程も紹介したクロロゲン酸によるものです。 カフェインには脂肪燃焼を促進する効果があり、運動の20~30分前にコーヒーを飲むと血中の脂肪酸濃度が上昇して効率的にに脂肪を燃焼させる効果があります。カフェインは脂肪細胞の中に入って、脂肪を分解する酵素を活性化し、カラダにたまった脂肪の分解を促進してくれるそうです。
でも、運動しなければ脂肪酸は再び脂肪物質の中に戻ってしまいます。コーヒーを飲んだだけでやせられるということではないようなので気をつけてください。

喘息の症状を緩和する
悪者扱いにしていますが、コーヒーのカフェインには気管支を拡張させる作用があります。事実として、特効薬が見つかるまでは実際に喘息の薬として使われていたこともあります。 ただし、特効薬のテオフィリンを併用すると副作用が重くなる場合があるので注意です。(詳しくは医師や薬剤師の説明を受けてください)

心筋梗塞や脳梗塞の予防
コーヒーには善玉コレステロール(HDLコレステロール)を増やす働きがあるという事が明らかになってきました。善玉コレステロールが増えると動脈硬化が抑えられる、つまり心筋梗塞や脳梗塞、脳卒中になりにくくなることが期待できるとのことです。

糖尿病の予防
最近オランダやフィンランド、そして日本でもコーヒーを毎日飲むと2型糖尿病の発症率が下がったという研究が発表されています。詳細は分かりませんがこういうニュースもあります。

脳卒中のリスクが下がる
脳の血管がつまったり破れたりして細胞が死んでしまう脳卒中。全日本コーヒー協会によると、コーヒーを飲むことで発症リスクが低くなるという研究結果が発表されました。緑茶やコーヒーを毎日多く飲むと、心臓病や脳卒中などで死亡するリスクを低下させるとの調査結果を、東京大や国立がん研究センターなどの研究チームが発表したようです。ただ、メカニズムはよくわかっていないようです。

これらの効果が本当ならコーヒーが万能薬と言われるのもわかりますよね。

一方、健康によくないという点を挙げてみます。

カフェイン中毒
コーヒーが身体に良くないと思われる影響の代表例がカフェイン中毒です。コーヒーに縁の無い方でも耳にした事はあるかと思います。カフェイン中毒とは、しばらくコーヒーを飲まないと、頭痛や吐き気といった禁断症状に見舞わるといった症状を引き起こすもの。

むくむ
カフェインの強力な利尿作用で脱水状態になります。脱水状態になると、今ある水分を逃さないように細胞が溜め込みます。これがむくみ(詳しくは→「むくみ」その4 コーヒーでむくむ!?カフェインのお話

脳への血流が45%も低下するという結果に
カフェインが脳への血流に必要な「アデノシン」という生体内の成分を抑制してしまうみたいです。コーヒー依存症の人の脳は、アルコール、タバコ、アルツハイマー、ドラッグなどで脳が損傷している人たちと同じ様相を呈しているとのこと。

コーヒーを飲むと、お腹がゆるくなることがある
身体がカフェインを「毒」と認識し、それを排出しようとしているから起こる症状です。便秘解消にコーヒーが使われるのも、この効果を利用しているのかもしれません。

コーヒーで「元気になる」は間違い
カフェインをとると元気になる。だからエナジードリンクにもカフェインが入っている。こう思っている人は多いと思います。ですが、コーヒーは人間の代謝を刺激し、生体内のエネルギーを増大させ、一時的に「元気になる」させる作用があります。つまり、コーヒーは身体にエネルギーを与えているのではなく、エネルギーを使わせようとしているだけなのですね。そういう意味で、カフェインは身体を元気にするのではなく、「元気を奪う」といえます。

胃を荒らす
カフェインには胃液の分泌を活発にする効果があります。一概に「コーヒーは胃に悪い」とはいえないのですが、健康な人の食後のコーヒーは、胃のはたらきが促進されて消化が進みます。しかしその一方で、胃酸過多や胃潰瘍の人が大量にコーヒーを飲むと、胃液によって胃壁が荒れがちとなる。空腹時も避けたほうがよいようです。
ただし、コーヒーとたばこの組み合わせは最悪です。たばこは胃粘膜の血流を阻害し、粘膜が持つ防御機能を弱めてしまいます。そこにコーヒーで胃液が大量に分泌されれば、胃壁はひとたまりもないです。

 

まとめ
コーヒーは非常に多くの成分を含む、とても複雑な飲料です。ですから、コーヒーを飲むと、健康に多様な影響を及ぼすのは当然だと思います。そのためにいろいろな研究結果がでるのだと思います。でもそもそも、どんな食品もさまざまな成分を含むわけで、コーヒーに限らず、単純な食品はほとんどありません。
テレビの健康番組では、必ずといっていいほど「この食品にはこの成分があります」「この成分が○○に効く」という紹介がありますがひとつの成分だけを抽出して「この成分があるから健康に良い、悪い」を論じるのは無意味ではないかなと思うのですね。それに、クロロゲン酸のシミシワ予防効果のところも触れましたが、効果を期待するためには大量に飲まないといけないものもあるわけで、それはそれで身体には大きな負担がかかります。
どの食べ物も、何かを期待してではなく単純に味を楽しむのが一番ではないかなと思います。

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