シャワーよりお風呂!その2 ストレス解消効果

京都大学が発表した研究で「人と同様に、ニホンザルも温泉でストレスを解消している」というニュースが4月にありました。

地獄谷のニホンザル、温泉に入ってストレスを緩和(京都大学HP)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2017/180404_1.html

ストレスの目安となるホルモン「グルココルチコイド」の濃度を分析したところ、入浴するとグルココルチコイド濃度は低くなって、ストレスが軽減されていることが分かったということです。人間と同じくサルも入浴がストレス解消に役立っていることが科学的に立証されたということみたいです。

このグルココルチコイドという物質は、ステロイドホルモンの一種で、体温調節のストレスが影響し、寒暖差を感じるほどに、多く分泌されるようです。寒暖差ストレスは放置していると自律神経の乱れにもなりますが、それは人間もサルも同じということみたいですね。そして、入浴で解消されるのも、人間と同じみたいです。
ちなみに、 他のストレスホルモンも影響を受けるかどうかは、今後も研究が続けられるようなので、これからいろいろなストレスにも効果があると立証されていくのだと思います。

サルの世界には、夏の寒暖差はありませんが、人間の世界には冷房があります。屋内と屋外の寒暖差で自律神経の体温調節機能に狂いが生じる、いわゆる夏の「冷え」を訴える人は多いです。
これを解消するには、夏でもお風呂に入ってストレスを解消することが一番。シャワーではこの効果は得られません。前回触れたように、シャワーではカラダの表面しか温めることはできないので、体温調節機能の狂いは修正できず、冷え=ストレスは解消できません。内部からしっかり温めて、ストレス軽減という観点からも、シャワーより入浴ですよ。興味深いのが、「群れの序列の高い猿ほど入浴時間が長い傾向にある」という点。上位のサルほど何かとストレスが大きいのでしょうね。人間も抱えているストレスが大きいほど長風呂が必要なのかもしれません。

暑くなるこれからの時期、入浴するのは面倒なので、シャワーで済ませたくなりがちです。シャワーよりお風呂!その1でも紹介した、温熱効果、制水圧効果、美容面に加えて、ストレス軽減効果と、シャワーでは得られないメリットを考えると、ぜひとも入浴していただきたいです。

ですが、どうしてもという場合は、せめて足湯だけでも。制水圧効果、美容面は得られませんが、全身を温める効果は抜群です。足湯でも全身浴と同じくらいカラダを温める効果はありますよ。カラダが温かくなればストレスも軽減されるはずです。

もちろん足つぼも有効ですよ。足にたまった老廃物は全身の血液循環を阻害しているので、それを崩してあげれば全身の血の巡りは促進されて、同じようにストレス解消につながりますよ。

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