脾臓、地味だけど大切な臓器
足つぼをしていて、
「イタタっ、そこはどこですか?」
「○○です」
「○○って何するところですか?」


このパターンで○○に入る場所で一番多いのが脾臓ですね。
次に甲状腺、脳下垂体という感じですね。

確かに脾臓ってあまり・・・というかまったく聞いたことのない臓器ではないかと思います。
漢字がにくづきに「卑」いやしいという字で出きているのもかわいそうです。
もっとも脾臓自体も大きさが高さ10cm、幅7cm暑さ3cmほどの約100ccですから、軽視されるのも無理はないといったことろでしょうか。

それに、人気のテレビドラマ「ドクターX」でも脾臓破裂の患者に、医者から「脾臓は切り取っても問題ない」といった台詞が出てくるくらい、一般的には脾臓という内臓はほとんど機能しておらず、全摘しても問題ないと考えられているようです。


ところが、実際は脾臓は大変働き者なんですよ。
まず第一に血液の管理をつかさどります。
血液(赤血球)は古くなってくると段々と柔軟性がなくなってきます。
すると、細い毛細血管をぐにゃりと通ることができなくなるのですね。
それは身体中に酸素、栄養、熱を運ぶことができないということです。
なので古い赤血球は、血液の中から取り除かなければなりません。
それを行うのが脾臓の役割です。
古い赤血球を解体処理します。
約2000億個、赤血球は全身に20兆個ほどもあるので割合にして1%の古い赤血球が毎日処理されています。


そして第二の仕事は、身体中をめぐっている血液量の調節を行います。
たとえば、けがなどで出血した場合、脾臓は蓄えておいた血液を搾り出し、不足の血液を補うダムのような働きです。ただし、大出血のときは小さな脾臓では間に合いません、これはまた別の話です。


第三には、血液中に混入したり、紛れ込んだ異物や最近をキャッチして食いつぶします。また、骨髄が正しく造血作用をしているかどうかも監視します。
脾臓には全身のリンパ球の4分の1が集まっていて免疫機能の中心をになっています。

確かにあまりなじみのない臓器ですが、病気を防ぐためにとても重要なのですね。
「脾臓は切り取っても問題ない」どころか切り取ってはいけない臓器だと思います。
現代医学でもかつては盲腸や扁桃腺は「なくても問題もの」とみなされて切り取っていました。
いまでもすぐに扁桃腺を切り取ってしまうお医者様も少なからずいます。
ところが最近はどちらも免疫機能に重要な働きがあることがわかってきて、この考え方が変わりつつあります。

前述のドクターXでも主人公の大門未知子は「身体にはいらない臓器なんてない!」と、敢えて難易度の高い脾臓を切り取らない手術を行いました。




脾臓の反射区は上の図の場所。
薬指と小指の間をかかと方向に下がった場所で、左足裏のみ。
貧血気味の方は脾臓の反射区がとても痛いところですね。 関連記事
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